厳しい就職戦線の状況を見て大学院へ進んでも改善しない雇用環境を見て院生が士業の国家資格取得に向かっています。

知りたい!専門大学院ってどんなところ?

改善しない雇用環境を見て士業の国家資格取得に向かう大学院生

リーマンショックが世界経済を震撼とさせた2008年後半以降、国内の景気もデフレ傾向色を強めてきた結果、企業の事業活動が委縮し、様子見のまま5年ほどが経過し、この間の就職戦線は傍目にも厳しい状況が分かりました。数年前の大学卒業生が55万人程で、このうち大学院進学者が7万人程でした。昔から大学院卒業レベルの学識を必要とする職業が限られていたため、景気後退期になっても学卒の採用間口より院卒採用の限定的な事情が変わるわけでなかったので、最近は院生の採用間口が一段と狭まっていると思います。学部毎に大学院進学率が大きく異なりますが、元々、理工系学部卒業生の研究職志向と違って文科系卒業生には難関資格といわれる士業等、社会的に一定のステイタスとみられる職業を得るのに有利な国家資格取得を目的にして大学院へ進む人が相当に多いことが特徴となっています。

学部卒業時に就職できない卒業生の動向を見て修士課程修了後も民間企業への就職の厳しさが変わらないことを予想し、2年間、猛勉強して目標とする国家資格取得を目指しているわけです。ところが、数年前に合格者を大幅に増やした”士”の付く難関資格保持者が満足な職に就けないで苦しんでいる現実が今広がっているので、中には、大学院在学中に国家資格取得と二足の草鞋状態で一般企業への就職を選択肢に入れている人も多くいるわけです。従って、企業の抱えるこのような学識レベルの高い若者が入社してくるわけですから、彼らに活躍できる場を提供し、従来の企業慣行にとらわれない思考形態を取り入れて、グローバル化し、日々激変する経済社会を企業が新しい視点で乗り切っていく先頭に立って働いてもらうことが必要だと思います。

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